
パトリック・ヴィエラ
Posted on January 2th, 2010 by Author
パトリック・ヴィエラ(Patrick Vieira、1976年6月23日 - )は、セネガル・ダカール出身のフランス代表、セリエA・インテル所属のサッカー選手。ポジションはMF。主にセンターハーフ・ディフェンシブハーフ。
来歴
セネガルの首都ダカールで生まれ、幼少の頃にフランスへ渡り、1993年にASカンヌでプロデビューを果たした。その後1996年にACミランへ移籍するが出場は僅か2試合にとどまり、才能を開花させたのはFAプレミアリーグのアーセナルに移籍してから。同じフランス人の監督アーセン・ベンゲルのもとで冷静さと戦術眼に磨きをかけチームの中核に成長した。
1997年の初招集以来、フランス代表にも長く名を連ねており、1998年フランスW杯とEURO2000の連続制覇の時は貴重なバックアップとして経験を積んだ。ジネディーヌ・ジダンら当時の主力が退いた現在のフランス代表の大黒柱として期待されている。2009年現在フランス代表キャプテンを務める。
2004年、ペレが選ぶ「FIFA 100」に選ばれた。2005-2006シーズンは7年間キャプテンを務めたアーセナルからセリエA・ユヴェントスへ移籍しスクデット獲得に貢献したが、クラブの大規模な不正疑惑の影響で剥奪されて幻となってしまった。2006-07シーズンからは同じくセリエAのインテルへ移籍。より一層の飛躍が期待される。だかこのシーズンから怪我が多くなり、代表やクラブでも嘗てほどの勢いは無くなりつつある。
かつてシニシャ・ミハイロヴィチと試合中に口論になり、黒人差別発言をされたことがある(ただし、ヴィエラも「ジプシー野郎」と発言したとされる)。インテル移籍により同じクラブでコーチと選手という間柄になったが、ヴィエラ曰く「あの件はもう過去のことですから」とのことだった。しかし、2006-07シーズン最初のミラノダービーの試合後、ロッカールームで乱闘騒ぎを起こした(後述)。
プレースタイル
192cmの長身と強靭なフィジカル、バネを生かしたダイナミックな動きで、チームの攻守の要となる選手。現役世界最高クラスのボランチの一人。空中戦だけでなく足技も巧みで、効果的なパスでゲームを組み立てることも出来る。また、果敢にゴール前に飛び出し得点も挙げ、更に鋭いタックルで相手の攻撃を未然に防ぐ。
エピソード
- 前述のミラノダービーでは、ヴィエラが試合後半に負傷。その後アシスタントコーチのシニシャ・ミハイロヴィチに対し(負傷でもうプレイ出来ないので)交代を申し出ていたが、監督の采配によりヴィエラはそのままゲームに出し続けられたのが原因と推測される。ゲーム終盤は、片足を引きずってプレイするヴィエラの姿は痛々しいものだった。
- なお、試合終了後に不満を露にするヴィエラに対し、監督が「試合に勝つためには君が必要だった」と伝え、その場を抑えたとも言われている。
- アーセナル時代にも、ロイ・キーンと入場前に口論となり乱闘寸前にまでなったり、挑発してきたファン・ニステルローイに摑みかかったりしている
- アーセナル時代、レアル・マドリードから100億円以上のオファーが来たと報道された
2009-2010シーズンは出場機会が減ったため、古巣のアーセナルに復帰するうわさが流れている。